旬の苺を楽しむ 清明の末候
平成の御世も残すところ半月となる
今日15日は
二十四節気 「清明」の末候
日本、中国共に
七十二候では
「清明」の末候を
” 虹始めて見(あらわ)る ”
雨が降った後の澄んだ空気に鮮やかな虹が現れ始める
時節とされます。
※ 見(あらわ)るは目前に現るを意味
さて、写真は昨夜食べたデザートの”苺”
今では通年で食べられ
その出荷量が最も多いのは12月だそうですが
本来の旬は春、ちょうど露地物が美味しくなるのが今時分
旬の果実である”苺”の薬膳効果は以下の通りです。
■ 苺 (いちご)
日本には19世紀にオランダから伝わったというバラ科
の”苺”は「陰液」を補い臓腑を潤す「滋陰」類の食材。
五性 「涼」
五味 「甘」「酸」
帰経 「肝」「胃」「肺」
その主な薬効は
空咳、喉の痛み、声枯れ、盗汗、微熱によい「潤肺生津」
「滋陰補血」
「肝」にこもった余分な熱を収めてストレスを解消する
「清肝熱除煩」
歯茎の出血、排尿痛、排尿困難によい「清熱解毒」「利尿」
食欲不振、消化不良によい「健脾和胃」等
今では品種も競うように改良され年中甘く美味しい果実
ではありますが・・・
やはり、旬の春にしっかり食べておきたい果実ですね。
■食養生・薬膳の過去記事へ
http://seikaido.at.webry.info/theme/e52113f08b.html
■私のお気に入り 過去記事へ
http://seikaido.at.webry.info/theme/169c7f4e2e.html
■聖快堂のホームページ
http://www.seikaido.com
漢方、生薬由来の医薬品及び漢方食品の通信販売に関する
御問い合わせ、御相談は御電話またはメールにてお願いします。
この記事へのコメント