今日は小満 アスパラと真だこのガーリック炒め
今日21日は
「立夏」から数えて十五日
二十四節気の「小満」
山野の植物は花を散らしてその実を結び
麦の穂は生長し
田では苗を植える準備が始まり
蚕も眠りから覚め桑の葉を食む
万物が次第に長じて天地に満ち始めるという「小満」
本朝七十二候では
「小満」の初侯を
” 蚕(かいこ)起きて桑を食(は)む ”とよみ
中国の七十二候では
「小満」の初侯を
” 苦菜(くさい)秀(ひい)ず ”
苦菜(にがな)がよく茂る時期とよむとか
※苦菜とはキク科のニガナ属の多年草で和名は「川ぢさ」と
呼ばれ全国 に分布。
さて、写真は小満前夜に楽しんだ晩酌の肴
初夏の今が旬の”アスパラガス”
せいかいどうが大好きな食材の1つでもあります。
その”アスパラガス”を同じく今からが旬の野菜
国産”にんにく”を使い ガーリックオイルを作り
”真だこ”と一緒に炒めて
仕上げは醤油等をひとふりし
ビールのおつまみとして楽しみました♪
みずみずしい旬の野菜”アスパラガス”のサクッとした
歯応え
香り高い 国産”にんにく”の香りがしっかり付いた”真だこ”
のプリプリの食感がビールとの相性も抜群であっという間
にグラスを重ねる事に(汗)
季節の野菜を楽しめるお酒のおつまみとしておすすめです~
■ 芦笋 アスパラガス
”アスパラガス”は体内の「陰液」を補い滋養する「滋陰」
の食材。
五性 「微温」
五味 「甘」「苦」
帰経 「肺」「心」「肝」「腎」
主な薬効は
発熱、喉の腫れや痛み、のどの渇き、便秘に良い「清熱
滋陰」「生津止渇」
空咳、痰等に良い「潤燥止咳」
皮膚の乾癬、痒みに良い「殺虫止痒」等
■ 大蒜 にんにく
”にんにく”は中央アジア原産で日本には十世紀頃に薬味
として渡来した歴史を持つ食材
五性 「温」
五味 「辛」
帰経 「脾」「胃」「肺」「大腸」
薬効は
食欲不振、消化不良、下痢に良い「健胃止痢」
寄生虫、条虫、回虫に良い「殺虫」
冬の風邪に良い「辛温散寒」
外用で瘡瘍腫毒の初期、皮膚炎に良い「解毒腫毒」
外用で痒み、化膿症に良い「排膿止痒」等
■ 蛸 たこ
”蛸”は「血」を養い「血虚」を改善する「補益養血」の食材
五性 「寒」
五味 「甘」「鹹」
帰経 「脾」「肝」
薬効は
気血虚弱の疲れ、息切れ、めまい、産後の血虚、催乳等
に良い「養血益気」
糖尿等による口の渇きに良い「生津止渇」等
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