枇杷の実と枇杷の葉

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愛犬との早朝散歩の途上で





”枇杷 びわ”の実がたわわになっているのを目にしました。





これから旬を迎える果実の1つですね。





以前のブログにも書いたかも知れませんが”枇杷”の木
を見るとある御客様を思い出してしまいます。





その御客様とはある日、飛び込みでお見えになった御婦人
でしたが・・・





お茶にして飲んだり、お風呂に入れると良いと聞いたので
”枇杷”の葉が欲しいとの事。





ところが当店での取り扱い品は500グラムに包装された
もので三千円ほどとお伝えしたところ





「枇杷の葉なんて、その辺の庭などで目にする珍しくも
ないものなのに!!」とビックリ!!!





生薬を商品として扱う商い自体が丸儲けと誤解されても
困るのでしっかりと





薬用に使う生薬は”枇杷”の葉に限らず、乾燥した商品
を作る為、農薬等を使わない環境で品質管理しながら
植物を育てその葉を採取し綺麗に水洗いした後、乾燥
させて刻み等に加工し製品化され流通の過程を通って
消費者のもとへ




特に”枇杷”の場合は葉の裏にある細かい毛もしっかり
処理しないといけないので余計にコストが嵩みます。(笑)





え?その御客様ですか??





前述のように御説明はしましたが、それでも高いと
御納得はいただけず、御帰りになられました。





他家の庭の”枇杷”の葉を勝手に拝借し袋に詰めて
売ってるのではないので御理解いただきたかったの
ですが。(汗)





それでは最後に”枇杷”の実や葉が持つ薬効について
のお勉強。





■ 枇杷の実


バラ科の”枇杷”は呼吸機能を調整し、咳、喘息等に良い
「止咳平喘」類の食材。



五性 「涼」 (葉は平)



五味 「甘」「酸」



帰経 「脾」「肺」「肝」




主な薬効は



肺燥の咳、肺熱の咳、喀血、吐血、血便に良い
「潤肺止咳」



口の渇きに良い「生津止渇」



胃気上逆の嘔吐やしゃっくり、胃熱嘔吐、げっぷ
に良い「下気止嘔」



小児発熱驚風に良い「平肝清熱」



※ 但し、多食は「湿」を扶け「痰」を生むので「脾虚」
で下痢気味の場合は控える。





■ 枇杷の葉



”枇杷”の葉は古くから民間薬として使われてきた歴史
があり、葉の収穫時期は9月上旬頃に採取、枇杷茶等
にして煎じた煎液を服用。




五性 「平」 (果実は涼)



五味 「苦」



帰経 「肺」「胃」



その薬効は



肺熱の咳、喘息、痰、喀血、喉の乾燥、百日咳に良い
「清肺化痰止咳」



胃熱の吐き気、嘔吐、口渇に良い「和胃降逆」



その他、抗炎症、抗菌、抗インフルエンザ作用等。








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