せいかいどう 神農さんへ参る

写真は
毎年恒例の”神農祭”へ出掛けた様子
大阪の北浜 薬の街 道修町にある
日本医薬の総鎮守
病気平癒・健康成就の社”少名彦神社”で開催
される例大祭へ先週末出かけて来ました。

大阪メトロの淀屋橋で下車し、早朝でまだ交
通量も少ない銀杏並木の御堂筋を南へ南下

神農祭の目印となる行灯を目印に左に折れて
東の北浜方向へ、薬の街道修町両端に並んだ
露店の中を抜けて進みます。

そして、お祭りのシンボルでもある黄金の虎
を目印にビルの谷間にある細い参道を抜けて
”少名彦神社”の本殿へ

御賽銭を投じて日本の医薬祖神「少彦名」と
中国の伝説上の医薬祖神の「神農」にお参り。

先日の記事に書いた通り、参拝の際には日頃
聖快堂に通う患者さん達やブログ読者の皆様
の分も別に御賽銭を投じ、無病息災をお祈り
しましたので御利益をお待ちください(笑)
そして最後は厄除けの張子の虎が付いた新し
い笹を頂戴しお参りが終了。

師走も近いなにわの街を街ぶらしながらゆるり
ゆるりと帰路についたせいかいどうでした。
※何故、少彦名神社には日本と中国の神を祀る?
古くから薬種問屋が集まり薬の街として発展し
た道修町は大切な人命にかかわる薬種の取り扱
う事から、神の御加護があるようにと日本の医
薬祖神である「少彦名」を祀るのと同時に社が
建った江戸時代の医学は漢方が主であった事と
薬種問屋の取り扱い品目の多くが漢方生薬であ
った為、古代中国の伝説上の三皇五帝の一人で
ある医薬祖神「神農」を併せて祀ったとか。
※何故、張子の虎がお祭りのシンボル?
その由来は文政5年、コレラが大流行した時に
道修町の薬種商が集まり、疫病の薬の中に動物
性生薬の「虎頭骨」を配合した丸薬を作り「張
子の虎」と共に神前で祈願を行いコレラ治療に
用いたのがはじまりだとか。
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