七草と五味とヒポクラテス

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今日は正月7日




「万病をのぞく」とされる七草粥を食べる日。




読者の皆様は七草粥を召し上がられましたか?




今日は無理と言う方は本来、旧暦の正月七日
なので今年の場合は月末の1月31日、もう
一度チャンスはありますよ。



但し、七草が揃えばの話ですが・・・




明治、大正、昭和、平成




そして令和と七草粥も時代と共に年々存在感
が薄れている感が否めませんが




江戸の世にあっては七日の前夜から小さな桶
の上にまな板を乗せ若菜を叩く「七種ばやし」
で賑やかに囃し立て、当日は将軍家以下が揃っ
「七草粥」を食べ、諸侯は登城して祝儀を
を言上する華やかな行事だったとか。




さて、それでは「春の七草」に関するお勉強




「春の七草」には薬膳における「五味」の基本
原則が含まれているとされます。



七種類の草を用いる「七草粥」には五行論でい
「五味」



「酸」「苦」「甘」「辛」「鹹」が含まれ五臓
それぞれに作用しその働きを助けます。



※五臓と五味の関係 詳しくは過去記事へ

http://seikaido.at.webry.info/200506/article_21.html

http://seikaido.at.webry.info/200506/article_22.html




■せり     苦、酸
        
健胃・食用増進・解熱・利尿・去痰


■なずな    甘

止血・消炎・鎮痛・利尿・解熱・下痢止


■ごぎよう   酸

鎮咳・去痰・扁桃腺炎・利尿


■はこべら   酸、鹹

利尿・乳汁分泌促進・歯痛・消炎


■ほとけのざ  辛、苦

健胃・食欲増進・歯痛


■すずな    辛、甘、苦

消化促進・解毒・鎮咳


■すずしろ   葉-辛、苦 根-辛、甘

消化促進・鎮咳・去痰・利尿

 



最後に植物のもつ薬効を利用した健康療法は東洋
医学的な色合いが強いのですが遠く離れたヨーロ
ッパの伝統医学、古代ギリシャのヒポクラテスの
文献にも267種の薬草の薬効や処方が記されて
おりメディカルハーブとして脈脈と形を変えなが
ら現代へ受け継がれています。




洋の東西を問わず、人が住むところには必ず季節
や気候風土に合った体に良い薬になる植物を食す
食文化や療法がある
のですね。




令和の世になった私達もまた試験室で作られた合
成薬に頼るばかりではなく




日々の食卓における薬食同源の実践




そしてハーブによるアロマ等




日常生活に上手に取り入れたいものですね~





■食養生・薬膳の過去記事へ

http://seikaido.at.webry.info/theme/e52113f08b.html


■漢方的生き方の過去記事へ

http://seikaido.at.webry.info/theme/b9c61a32d6.html






■聖快堂のホームページ

http://www.seikaido.com




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