寒露の晩酌と食べる薬

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今日8日は





二十四節気「寒露」





「秋分」から数えて15日目





野草に冷たい露が宿り、秋の深まりを実感
出来る頃と言われます。





本朝七十二候では





「寒露」初候





” 鴻雁(こうがん)来る ”





中国の七十二候では





「寒露」初候





” 鴻雁来賓す ”





いずれも秋に飛来する渡り鳥の雁が沼や
湖にあらわれ賑やかになる頃。





たしかに今週はせいかいどうが住む大阪
市内でも夜は気温が下がり肌寒ささえ感
じる日も出て来ました。




写真はそんな秋が深まる「寒露」前夜に
楽しんだ晩酌のおつまみは同じく秋の深
まりと共に旬となる野菜の”蓮根””烏賊”
の煮物。




とりあえず、ビールを済ませると夏の間
はチューハイやハイボールへと移る事が
多かったのですがここ数日はもっぱら日
本酒を45℃あたりで飲む上燗




日本酒を上燗や熱燗で楽しむ頃となると
やはり酒の肴も日本酒に合う和の煮物が
自然と欲しくなりますね。




■ 蓮根


原産地の中国から七世紀頃観賞用に渡来
した”蓮”、食用になったのは16世紀頃
だそうですが

薬膳の分類において”蓮根”は老化や体力
の低下から起こる各臓腑のゆるみを引き
締める効果を持つ「収渋」の食材。


五性 「平」



五味 「渋」「甘」



帰経 「心」「肝」「脾」「胃」




薬効は



胃腸の働きを助け丈夫にする「健脾養胃」



五臓の働きを整える「安五臓」



血を養う「養血」



血中の余分な熱を除き血行を良くする
「涼血散瘀」




下痢を止める「止痢」




※蓮根を生食した場合の薬効




体内の余分な熱を収め暑気あたりに良い
「清熱解暑」




喉を潤し、渇きを収める「生津止渇」




酒の毒を消す「解酒毒」




尚、薬膳思想においては陰陽五行論に基
づき秋には白い食べものを食べるとその
食材が五臓の「肺」の経絡に入り良いと
いう教えがあります。


五季「秋」=五色「白」=五臓「肺」




■ 烏賊(いか)


日本の食卓で愛される”烏賊 いか”「血」
を補い各組織、各器官を滋養する事で体の
生理活動を助ける作用を持つと同時に体を
潤す「養血滋陰」の食材。



五性 「平」



五味 「鹹 しおからい」「甘」



帰経 「肝」「腎」「脾」




薬効は



「血」を増やし、体を潤す「養血滋陰」




「肝」「腎」を補い、機能を回復する
「補肝腎」




けっして派手さは無く、どこの家庭の食
卓にも並ぶ”蓮根””烏賊”



しかし、そこには夏に疲れた内臓機能を
回復させ乾燥の時期に血を養う先人の知
恵が詰まった食べる薬なのですね。




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「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。




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