漢方小児科(5) “発育の基準”

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卒園、卒業、入園、入学を控えた慌しい3月のこの時期は御子様の発育
に関する漢方相談も増えてきます。


そのほとんどが他の子に比べ発育が遅いようだ。


今のままで大丈夫だろうか?


入園、入学後、他の子供たちと、うまくやっていけるだろうか?


と言う御両親の御不安によるものがほとんどです。


誰だって我が子は強く逞しく元気に育って欲しいと願うものです。


これらの不安は、そのほとんどが入園、入学後の御子様の元気な顔を見る
と取り越し苦労で終わる場合が多いのですが・・・


しかし中には生まれつき体質が虚弱な為、発育の遅れが気になる場合も少
なからずあります。



漢方では小児の発育を5つの基準を持って捉えます。


頭のすわり、手の運動、歩行、言語、肉付きを同年代の子供達と比べ判断
すると言うものです。


漢方には“五軟”という考えがあり頭のすわりが悪いのは「頭軟」、手の運動
能力が劣る場合は「手軟」。


歩く力が劣る場合は「脚軟」、言語が遅いのは「口軟」、肉が付かずやせ細
っている場合は「身軟」と呼びます。


特に言語についての悩み「口軟」は相談ケースとしては多いですね。

古い医書によると「口軟」は胎児が母のお腹の中にいる時に、母親が大き
な精神的なストレスを受けたりすると、その驚きが胎児の心臓から舌へ伝
わり言語の遅れをもたらすという記述もあります。


栄養不足等により骨に「気」が充満せず、力不足によって起こる「脚軟」等
と違い、ストレス社会を反映してか「口軟」が多いのは気になるところですね。


その医学的な根拠は別としてもいかに妊娠期間中の母体の管理が大切か
という事を感じます。

御子様の虚弱な体質は妊娠期間中及び授乳期の母体管理とは切っても
切り離せない関係にあるという事を認識しましょう。



本日は「五軟」の話を中心に書きましたが、漢方には子供の発育の診断に
「五硬」という基準も存在します。

こちらの方は後日また。





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