明日は秋分の末候

週末の明日3日は
二十四節気 「秋分」の末候
日本、中国と共に
七十二候では
「秋分」の末候を
” 水始めて涸(かる)る ”
「涸」は尽きるという意味で水田の水を干
して収穫に備える時節とします。
そんな、収穫の時期らしく
朝晩はずいぶん涼しいと言うより肌寒さを
感じる事もありますね。
写真はそんなある日の昼ごはん
”牛すき鍋うどん定食”
いや、まだまだ日中は暑いから熱い汁物は
ちょっと・・・
という方も多いかとは思いますが、せいか
いどうはもっぱら温かいものを摂っていま
す。
それは先日から記事に書いていますが夏に
酷使した消化器をはじめとした臓腑機能を
いち早く回復させ秋を快適に過ごし新型コ
ロナ第三波も危惧される昨今、漢方で考え
る免疫力「衛気」を強化したいから
ランチはまだまだざるそば、晩酌には冷奴
というあなた
免疫力を低下させない為にも
特に内臓に冷えを抱え、手足等の抹消に辛
い冷えや生理不順等がある若い女性の皆様
はもう温かいものを意識し摂るようにしま
しょうね。
それでは最後にお勉強
■ 牛肉
”牛肉”は臓腑機能を増強し「気」を補う
「補益補気」の食材
五性 「平(温)」
五味 「甘」
帰経 「脾」「胃」
薬効は
「脾」「胃」を補い胃腸機能を高める気力
をつける「補脾健胃」「補中益気」
「筋」力を高め腰を丈夫にする「強筋壮腰」
■ 豆腐
”豆腐”は体内に生じた異常な「熱」を除く
「清熱」の食材
五性 「寒」
五味 「甘」
帰経 「脾」「胃」「大腸」
薬効は
食欲不振、喘息、肺熱の咳に良い「益気和中」
消渇、便秘に良い「生津潤燥」
水腫、麻疹等に良い「清熱解毒」等
※豆腐は体を冷やす「寒」の為、これからの
時期は湯豆腐や肉豆腐、御味噌汁がおすすめ
■ 鶏卵
”鶏卵”は体内の「陰液(血と津液)」を滋養
する「滋陰」の食材。
五性 「平」(黄身は「温」、白身は「微寒」)
五味 「甘」
帰経 「肺」「心」「脾」「肝」「腎」
薬効は
空咳、口渇に良い「滋陰潤燥」
目赤、声嗄れ、発声困難、のどの痛みによい
「清咽開音」
不眠、多夢、めまい、精神不安、胎動不安に
よい「養血安胎」等
※ エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。
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